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リラクゼーションについて
1.リラクゼーションサロンが人気の理由
リラクゼーションサロンが人気の理由として、日本社会が加速度的にストレスに満ちたものになっている現実があります。
・不況による仕事からくるストレス
・生活水準維持のためによる家庭経済からのストレス
・女性の社会的地位向上からくるストレス
これらストレスフルな社会環境からく心と体のストレスのケアが必要になってきたのです。
また、永遠に若く美しくと願うベビーブーマーたちの若返りニーズが高まっています。
1946年から1964年生まれのベビーブーマーたちが老いに対しての不安「いつまでも若くパワフルでありたい」という願望があります。
しかし現実は、ストレスによって老化現象や健康障害を引き起こしているのです。
そして、美しさとは健やかな肉体と精神に宿るといった考え方が普及しつつあるのも理由の一つです。
(1).激増するリラクゼーション施設
女性誌でも最近特に見かけることが多くなった「癒し」「リラクゼーション」特集記事。
また男性誌でも「隠れ家」「OFF」などの言葉も多くなってきました。
街中はまさにマッサージ天国です。
女性においてもキレイになるためにも身体の内側から、つまり健全な精神があってこそ外面も磨かれることへの気付きが見られます。
そして何よりも今、必要なのが職場環境からくる複雑な人間関係などのストレスケアなのでしょう。
男性においても同様です。
リストラ、会社更生などいつ自分の身に降りかかってくるであろうストレスを感じて肩こり、腰痛など身体にその影響が出でいます。
忙しいビジネスマンは短い時間でそのケアをする場所としてクイックマッサージなどを選んでいるのです。
また、男性の美容を考えた場合でも、「美」という捕らえたかではなく、ストレスケアや清潔感のある身だしなみを整えるための努力を惜しまない人も増えてきました。
(2).日本におけるリラクゼーションサロンの将来性
将来性については、ますますのストレス社会、女性の社会進出、高齢化社会などにより、リラクゼーションに対する需要は増え続けると思われます。
しかしどこの業界も同じことが言えますが、ある職種が流行ると雨後のタケノコのように同業者が増えます。
そして未熟な技術力、お客様との信頼関係の欠如、過度の利益中心主義などが原因となり、いずれ淘汰されます。
リラクゼーションサロンのあるべき姿は、一人一人が高い技術を持ち、カウンセリングをしっかり行い、お客様の体質にあった施術を行うことが重要になってきます。
2.半身浴とは
(1).半身浴の効果
<冷え・血行の改善>
最大の半身浴の効果は滞っている血行を促進することにあります。
特に滞りがちになる下半身の血行が半身浴によって改善されることで、冷えの症状も飛躍的に改善されます。
半身浴は体温より少し温かいお湯に20分から30分と長い時間浸かるので、その間に全身を巡る血液はゆっくりと温められます。
「体の芯まで温まる」という言葉がありますが、まさにその状態を作ってくれるのが半身浴。
時間をかけて温まった体は湯冷めもしにくくなります。
半身浴を終えてバスルームから出た後も半身浴の効果はしばらく続き、ぽかぽかとした温かさをしっかり感じ取ることができるでしょう。
体の表面をさっと温める通常の全身浴と比べると、半身浴の効果は歴然としています。
半身浴の冷えに対する改善効果は寒い冬の間だけではなく、夏の冷房から来る冷えに対しても効果があります。
また血行不良から来る頭痛や肩凝りなどの改善にも、半身浴は優れた効果を発揮します。
冷えや血行の改善を目的として半身浴をする場合は、浴槽から出た直後に手や足に水を掛けると、さらに効果的です。
<疲労回復>
半身浴の効果には疲労を回復するということが挙げられます。
疲労は体に疲労物質の乳酸が溜まることで自覚されます。
乳酸が溜まると疲労として感じられるというだけではなく、実際に血行が悪くなったり代謝がうまく機能しなくなったりと、体の至るところに不調が出始めます。
これを回復するのに力を発揮するのが半身浴の効果です。
半身浴は、滞りがちになった全身の血行を促進させ、体の代謝機能を回復させます。
血液の循環が良くなれば、溜まった乳酸も順調に体外に排出されるようになり、スムーズに疲労を回復することができるようになります。
また、精神疲労にも半身浴の効果は発揮されます。
のんびりとお湯に浸かるだけでもリラックスできますが、入浴剤などでお湯の色や香りを楽しむと、さらに効果的です。
全身浴の場合も気分的にすっきりする効果はありますが、お湯の圧力で心臓や肺に負担がかかり、かえって疲労感が増しかねません。
しっかり温まってぐっすり眠ることで疲労回復したいときにも、全身浴よりも半身浴の方がおすすめです。
また、全身浴よりも半身浴の方をおすすめできる点として、身体を急激に温めることがないことが挙げられます。
料理などでも、強火で手早く熱を加えるよりは弱火でコトコトと熱量を加えていった方がよく内部まで浸透します。
疲労回復の効果にも、半身浴の方が熱がじっくりと行き渡ることで心身ともに疲れが取れやすくなるのです。
<美容>
半身浴がよく女性誌で紹介されるのは、女性の悩みのひとつ冷え性に半身浴の効果があるのと同時に、美容にも効果的な面がたくさんあるからで、美肌効果もそのひとつです。
入浴をして体が温まると毛穴が開き、余分な脂質や毛穴の汚れ、溜まっていた老廃物や雑菌をキレイに洗い流すことができるため、美容には大変効果的です。
熱いお湯に入る普段の全身浴だと、肌のために本来必要なはずの皮脂まで流れ出してしまいます。
半身浴ならその点、必要な肌の潤いはしっかり保つことができるので、お風呂上がりの肌はしっとりしています。
お風呂のふたを利用して軽くサウナ状態にすれば、さらに保湿に効果的です。
半身浴の効果が美容に対しても現れるというのはこれだけではありません。
代謝が高まることで肌をイキイキさせ、シェイプアップにも効果があるというのは、体の内側にも半身浴の効果を発揮しているという証拠だといえるでしょう。
半身浴は普通にお風呂に入るよりは若干入浴時間がかかるのですが、その分お肌にも負担が少なく、ハリのあるお肌を保つのにとても役立っています。
半身浴の効果は健康だけでなく美容にもたいへん良い影響を与えるということです。
<リラクゼーション>
入浴剤やアロマオイルを使って、香りでさらに半身浴の効果を楽しんだり、中には音楽を聴きながら、本を読みながら、テレビを見ながら半身浴の30分を活用しているという人も多いようです。
特に仕事などで長時間緊張を強いられている場合は、半身浴を利用しての1日30分のリラクゼーション・タイムが、明日への元気の源になってくれるはず。
半身浴の効果がリラクゼーションにも高いというのは、ぬるめのお湯に入ると心身の緊張を解きほぐす副交感神経の働きが高まるからだといわれています。
逆に熱いお湯に入る普段の全身浴の場合は、心身の緊張を高める交感神経が刺激されます。
ぬるめのお湯に入ると気分がゆったりとしたり、熱いお風呂に入ると頭や体がスッキリするというのは、こういったわけなのです。
リラクゼーション効果は入っている本人が入浴・半身浴を楽しまないと効果が得られにくいこともあります。
また季節にもよりますが、あまり熱い温度で入るのもリラクゼーション効果という点がいえば良くないかもしれません。
身体を興奮させてしまっては意味がありませんから、なるべくは自分が気持ちよいと感じる程度に湯加減を決める必要があります。
(2).注意点
まず、半身浴では、長い時間ぬるめのお湯に入ることで、じわじわと汗がでてきますので、水分を時々補給しなければなりません。
ですから、入浴中に飲み物を脇に置いておくとよいでしょう。
のどが渇き始めた時に、すぐ飲めるので便利です。
お勧めの飲み物として、スポーツドリンクやミネラルウオーターがいいでしょう。
また、半身浴の際に、いくつか気をつけなければならない点もあります。
例えば、お湯の温度ですが、体温より少し熱めの、38度から40度くらいをお勧めします。 お湯の温度が40度を超えた場合だと、長時間お湯に浸かっていると心臓の負担になりますので注意が必要です。
また、半身浴をしない方がいいときもあります。
例えば、体調が悪い時、生理中、飲酒後等は、半身浴をやめておくことをお勧めします。
さらに食後の半身浴も、胃腸の消化不良の原因になります。
血液の循環がよくなり、全身に血液がいきわたることにより、結果として胃腸に血液がうまく行き渡らないことで消化不良が起きる場合もあります。
以上の注意点に気をつけながら、半身浴をお楽しみください。
3.古式マッサージ
(1).タイ古式マッサージとは
全世界的に流行しつつあるタイ古式マッサージですが、その歴史は2500年にも及び、古くは仏陀の時代から今日まで脈々と受け継がれてきたタイの伝統的な医療の一つです。
仏教との関係は切っても切れないもので、国民の95パーセントが仏教徒というタイにおいて、タイマッサージは仏教と共に伝承されてきたといえるでしょう。
タイでは公的機関である衛生省がタイ古式マッサージを管轄しており、その総本山は『ワット・ポー』というバンコクにある王宮からすぐ近くの寺院にあります。
タイ式マッサージはインドのアーユルヴェーダをベースにしつつ中国の指圧、経路やチベットの伝承医学などの影響を受けながらその独自性を確立し発達してきました。
その特徴は、人体に流れるエネルギーラインである『セン』を刺激することにあります。 センを刺激する事で、センの周辺に集中する神経や血管が刺激され、リンパ球の活性と増加・血液の流れの促進・身体の痛みの緩和・人間が持つ自然治癒能力・免疫力を高めるなどの効果があるとされています。
マッサージの手法は指圧、整体、矯正、ストレッチングと様々なバリエーションがありますが、特にプロレスのアクロバチックな技を思わせるストレッチングの手法の豊富さにはただただ圧巻です。
(2).タイ古式マッサージの効果
[器官系]
高血圧・低血圧.貧血・血行障害・冷え性・生理不順・不妊症・喘息・胃弱・体力増強・老化防止・風邪予防など。
[体の凝り・疲れ・痛み]
筋肉痛.腰痛.肩こり・眼精疲労・首や背中の凝り・膝の痛み・足のつり・足の疲れや凝り・疲れによる全身のだるさなど。
[美容系]
肥満防止・太りすぎ・しわの減少・ぜい肉を取る・ウエストラインを美しくする・足のむくみを取る・足の線を美しくする・肌の新陳代謝促進など。
[精神系]
不眠症・ヒステリー・イライラの解放・興奮を静めるなど
(3).バリ式マッサージとは
古く17世紀のジャワの王室で女性の美を保つために行われていたもので、王族から庶民へと広まっていった伝統的療法です。
五感(視・嗅・聴・触・味)に働きかけるトータルマッサージで、レシピも含まれ、使用する材料も天然の素材を使用し精神の健康を基本としているそうです。
視覚:お花をたくさん浮かべた優雅なお風呂(フラワーバス)で血行を良くし、心からリラックスさせます。
嗅覚:天然のエッセンシャルオイルの香りで体の免疫力を高めます。 聴覚:やさしい音楽で心と体をを心地よく刺激することにより、脳のアルファ波が増え、免疫細胞が活性化し治癒力も高めます。
触覚:オイルとハンドだけのマッサージは、リンパの流れに沿って手の平を使い円を描くような動きで穏やかに指圧し、血流を良くし、筋肉痛をやわらげる。また、自然成分のクリームをたっぷり使って頭皮のマッサージを行うクリームバスは疲れ目や肩凝りに効果的です。
味覚:インドネシアンフルーツのオイルやスパイスとハーブだけでつくられたジャムウ、ルルールやボレーなどがあります。
それらはすべてエネルギー代謝を活発にする作用があります。
4.ホットストーンについて
(1).ホットストーンセラピーとは
ホットストーンセラピーは50度前後に温めた石を使ってトリートメントするオイルトリートメントの一種です。
一般的に使用する石は、長い時間高い温度を保つのに優れているといわれている玄武岩です。
温めた石を使用することにより、体の深部まで温かくなり、トリートメント効果を高めると考えられています。
また、温めた石と冷やした石を使用するストーンセラピーは、ラストーンセラピーといいます。
体が冷える方、深いリラクゼーションを味わいたい方、自然の恵みを感じたい方などにおすすめです。
(2).ホットストーンセラピーの歴史
石は世界の様々な地域で療法に使用されてきました。
アーユルヴェーダ(インド)では5000年以上も前から石をマルマポイント(ツボ)に使用した歴史があり、ハワイではカナフたちが溶岩をヒーリングマッサージのために使用していました。
中国北部では「ヘン石」と呼ばれる石を使った療法があり、後の針治療の前身となりました。
日本では僧侶たちが小さな滑らかな石を温めて2.3個帯の中に入れ、一度にたくさん食べ過ぎないようにし長時間満足感を味わう手助けをしました。
これは懐石料理の語源と言われています。
石には不思議な力が宿っていると考えられており、いろいろな石が「パワーストーン」として、お守り、宗教儀式、ヒーリングに使われてきました。
また、ラストーン・セラピーは1990年代にアメリカ・アリゾナ州のメアリー・ネルソン氏により開発され研究を重ね確立されてきました。
(3).ホットストーンセラピーの効果
母なる大地で育まれたストーンは、植物の香り(アロマ)と同様、素晴らしいナチュラルパワーを持っています。
そのストーンを40~50℃に温めてアロマと組み合わせ、即効性を高めたものがホットストーンセラピーです。
ホットストーンセラピーで使用するストーンである玄武岩はマグマが地表に出て冷え固まった火山岩で、火山による地殻変動があった地域に存在します。
火山岩はその誕生に由来して火(熱)を好むので、温まりやすく冷めにくいという性質がありホットストーンセラピーに適しています。
温められた玄武岩は遠赤外線効果により身体の深部まで温め、身体のコリや心を緩め新陳代謝を高めます。
また、アースパワーによって作られたストーン自体のエネルギーにより、身体のとどこおった気の流れを整えてくれます。
むくみ、冷え性、生理不順、肩こり、腰痛、頭痛、眼精疲労、不眠症、リラクゼーションに最適です。
5.アーユルヴェーダについて
(1).アーユルヴェーダとは
古代インドの文明に世界最古の教典「ヴェーダ」という建築学、医療などを包括する一大哲学体系があり、その一部にアーユルヴェーダという伝承医学が示されています。
アーユルヴェーダの語源は、生命あるいは寿命を意味するサンスクリット語の「アーユス」と、科学を意味する「ヴェーダ」からなり、現在ではWHO(世界保健機構)でも病気予防の医学として正式に推奨されています。
ですので、アーユルヴェーダは、病気を治療するものだけでなく、予防医学であり、病気にならない身体を作りだします。
アーユルヴェーダは、自分の体質を知り、生命全体の健康増進を行うよいきっかけを与えてくれると思います。
アーユルヴェーダでは、身体を構成するエネルギーを「ドーシャ」と呼んでおり、ドーシャが乱れると病気になるとの考え方です。
アーユルヴェーダでは、そのドーシャの乱れを「脈」で診ていきます。
女性の場合は左手、男性の場合は右手の脈を3本の指を使って詳細に見ます。
ドーシャは、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つの生命エネルギーを持っていて、ヴァータやピッタ、カパを余計に増やしてしまうとドーシャが乱れ、病気になるとの考えです。
ヴァータが強い人は、比較的不規則な生活を志向されがちな方なので体を冷やしてはいけない、またカパが強い人は、出不精な方が多いのでテニスなどでしっかり運動するなど体質別の運動法などもわかってきます。
アーユルヴェーダでは、健康と病気は繋がっていて、一元的なものであり、健康な人がいきなり病気になることはないとの考え方です。
ドーシャを脈で診ていくのですが、ドーシャがちょっとくらい乱れている限りは、病気にはならず、食生活などの生活改善をすれば生命力が戻り健康になりますが、ドーシャの乱れがたまり、許容範囲を超えれば、ドーシャが体の弱い部分にたまり、慢性病が発生します。
アーユルヴェーダは、薬草やハーブオイルを使ったマッサージによる治療がメインとなることが多いのですが、それだけでなく、日常的な食生活や修練などの部分も、またヨーガやタントラなどの精神的修養の部分も大いに含まれた総合的な医学です。
したがって、「アーユルヴェーダとは何か?」といっても、実際には一口には説明は難しいのです。
(2).アーユルヴェーダの効果
アーユルヴェーダのエステは、老化防止の考えに基づいたものが挙げられます。
アーユルヴェーダに代表されるオイルマッサージは、天然のハーブを調合したオイルで全身をマッサージ。
その心地よいマッサージで、心身ともに癒され、ストレス解消や若々しい肌を保つ効果があるといいます。
もちろんハーブとオイル効果で毒素を体内から出す働きにより、アーユルヴェーダの目的である健康な体作りもなされています。
アーユルヴェーダはセルライト除去や、脂肪燃焼にも効果があるといわれています。
また、アーユルヴェーダの天然ハーブのトリートメントや、マッサージでつやつやヘアも期待できます。